話し方

仕方ねえなあ。俺が話し方を教えてやるよ!!

男「あ、君、昨日もここで逢ったね?」
女「え?誰ですか?」
男「ん?俺?キムタク。なんちゃってw シガスカオだよ。(横顔で軽く笑顔。歯をキラッとさせるのを忘れずに。)」
女「で、なんですか?」
男「まあまあ。横に座っちゃうね。よいしょ。(勿論、礼儀正しく正座でポイントアップを狙う。)オホッ。今日はBランチ食べてるのか。」
女「あの。。困るんですけど。」
男「困る?何が?それよりサークル入ってる?昨日ドラマ見た?犬は好き?どこから来たの?(彼女を飽きさせないトーク。100点である。)」
女「ほんと困るんだけど、やめてくれませんか?」
ここまでくればもう一押し。

男「あ、そうだ。ソーダ飲む?(気の利いたギャグ。女はおごりに弱い。)」
女「いりません。ていうか、マジであの。。。」
男「ヒュウヒュウ!遠慮すんなよ。機嫌悪いの?相談に乗ろうか?俺でよければ。(ここで袖をまくって、力こぶをアピール。頼れる男を印象つける。)」
女「なんなの?うざいんだけど。」
男(黙って少し斜め上をみつめて寂しい顔を見せる。母性本能をくすぐる。そしてすぐに、)「機嫌悪いの?今日は生理か?」(GREAT!女の体を気遣う男らしい発言だ。)
女(無言で立ち去る。)
男「おいおい、生理がそんなにきついのかよ!俺バカだから分からなかったんだ!ゴメン(カバンをつかむ)」(あえて、昼休みの食堂で大声で。女は悲劇のヒロイン気分。)
女「ちょっ。。!!!離してよ!!!!」
ほらほら。展開がドラマみたいになったきただろ?いまからが正念場だ!

男「うるせえよ!ぶっちやけ、お前の事が気になってたんだよ!」(あの名ドラマの主役のセリフを真似るところがイケている。)
女「離してよ!!誰か!!!!」
男「もういいよ。今までありがとう....な。」(かばんから手を離し、寂しそうにクルッとターンして、歩き出す。)
さあ、これで彼女は、(え!?ちよっと待ってよ!あたしほんとは。。)、という心境のはず。女は、引きに弱いからだ。
でも、焦るな。次からが本当の勝負だぞ?
さて、次はいよいよ告白編だ。俺が暇になればすぐに書くから、それまでまっててくれ。質問も受け付るから。

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