オッサン

先日実際あった俺の話

電車から降りて、乗り継ぎの時間ギリギリだったためダッシュしてホームを駆け抜け、階段を駆け下り、通路を爆走。
そんな俺より少し前を、いかにもオッサンという感じのオッサンも同じように走っていた。
そんでそのまま走ってたら、通行人の人がオッサンを突如として取り押さえ、俺に向かって「刑事さん!!手伝います!!!」と突然叫び始めた。
俺は一瞬何のことか分からなく、もしかしたらドラマの撮影か?とも思ったがすぐに状況を把握した。
俺が犯人のオッサンを追跡してると思ったらしい。しかし俺は面倒に巻き込まれまいと、スルーして走り去った。
取り押さえた人は、勘違いに気付いたのか大声で謝っていた。
それを背中で聞きつつ、俺は見事時間ギリギリで乗り継ぎに失敗した。

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