妖怪

あぁ、もうこんな時間だ。参ったなぁ。この通りは街灯も少ないし、妖怪が出るって噂だしなぁ。
ん、何か人がうずくまってるぞ。どうしたんだろう?
「あのー、どうしたんですか?」
声を掛けると振り返ったそいつは、ひとつ目小僧だった。
「ひっ、よ、妖怪!?」
驚く俺をみてニヤニヤしながら、
「うん、妖怪だけど何か用かい?」

その瞬間俺はブチギレたね。右正拳をそいつの鼻っぱしらにブチ込み家帰ってクソして寝た。

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